2019年12月26日木曜日

テレビが衰退していく3つの理由

テレビはなぜ衰退するのか?


テレビ業界は確実に衰退しています。




事実、私もこの前のM1グランプリを
リアルタイムで観ませんでした。


ここ何年かで初めてなのですが、
極めてナチュラルに見逃してしまいました。


とは言っても、年末年始にはゆっくり
テレビを観たいと思いますし、
まだまだ面白い番組も多く存在しています。


なのでこのまま衰退なんて言わず、
何とか国民のメディアとしての地位を守って
頑張っていって欲しいとは思います。


この記事を読むと

・テレビが衰退する3つの理由

・どうすればテレビは良くなるか?

が分かります。

それでは早速いってみましょう。



・テレビが衰退する理由ベスト3

結論として

 1.競合の存在
 2.コンプライアンスと視聴者の目
 3.過去の成功体験が変革を阻害

この3つに集約されると思ってます。

順番にいってみましょう


1.競合の存在

これは言うまでもなく、スマホや
それに付随するインターネットサイト、
動画配信サービスなどです。

実際私も先日のM1は、
スマホでyoutubeを観ていて
見逃してしまいました。

スマホは強力なライバルです。

個人のスマホで観られるので、
チャンネル争いをする必要もなく、
好きなものを好きな時間に
動画、サイトを観る事が出来ます。

一方テレビはその放送時間にリビングへ
行かなければ観る事が出来ません。

一応、録画すればいつでも観る事が
出来ますがスマホの便利さにはかないません。

スマホが強力なライバルというのは
間違いないでしょう。



2.コンプライアンスと視聴者の目

今のテレビ業界は
規則や世間の目でがんじがらめです。

要は昔の様な無茶が出来ません。

お上が規制しているのか、世間の目が
厳しくなったせいか分かりませんが
昔よりもだいぶ放送がマイルドになって
しまいました。

昔はそれこそ『11PM』だの、
『女だらけの水泳大会』だの
『スーパージョッキーの生着替えタイム』
など、とにかくはっちゃけた内容が
多かった様に感じます。

それがいつしか、
『子供に悪影響を与える』
『放送倫理上、良くない』など
テレビはどんどんつまらないものに
させられていきました。

長渕剛主演の『とんぼ』とか
当時(今でも)大好きだったのですが
今では考えられない様な刺激的な内容で
ついに再放送される事もありませんでした。

アニメ北斗の拳とかも同様の理由で
一部からは批判されてましたね


元々はテレビも尖った内容で頑張って
いたのに、世間の目やコンプライアンスが
テレビをつまらなくしたと
言っても過言では無いと思います。



3.過去の成功体験が変革を阻害

スマホが普及していない昔は
テレビが娯楽の主役でした。

その後スマホという競合が登場して
コンプライアンスも厳しくなり、
テレビは変化を求められた。

そういった変化点があるのに
テレビ業界は昔からあまり進化がありません。

確かにデジタル放送になったり
ハイビジョンになったり進化はしているが、
コンテンツ自体の面白さは進化してない。
これが衰退の一番の理由です。


これは過去にテレビが爆発的に普及して
皆がお茶の間で観ている時代の
過去の繁栄・成功体験が捨てられず
大きな変革が出来なかったせいではないか
と分析しています。


ここまでのまとめ:
テレビ業界はスマホが流行り出した時に
抜本的に放送の仕方など見直すべきだった



じゃあテレビは

どうすれば良いのか?


ポイントは以下です。

対策1:
ネットと連携強化

対策2:
コンテンツの多様化

対策3:
放送から配信へそしてサブスク化

となります。
順に見ていきましょう。



対策1:
ネットと連携強化

端的に言うとテレビをスマホで観られる様に
してしまえば良いです。

独自路線で行こうとするから負ける
のだと思います。

またスマホで観られる様になれば
放送中にもツイートして拡散したり
クイズ番組に視聴者が参加して
賞金を獲得出来るなど夢は広がります。

他にもスマホで有名人と対談できたり
その場でお笑い芸人にお題を振ったり
やれる事は無限に広がってきます。

便利なスマホが普及しているのだから
逆にそれを利用すれば良いんです。



対策2:
コンテンツの多様化

今のテレビはチャンネル数が少なすぎます。
もっとチャンネル数を増やす必要があります。

大体100チャンネルくらいは欲しいです。

ジャンルも細かく細分化すべきです。
釣り、将棋、お笑い、ニュース、など
中には少し大人の内容もあって良いと思います。

当然、スマホと連動させて
年齢による視聴制限や有料契約も出来る形
にする必要があると思います。

当然、1コンテンツあたりの質は下がると
思いますが、それでも良いんです。

面白くなくて視聴率が低ければどんどん
内容を変えていけば良いだけの話です。

要はケーブルTV、光テレビの
良い所をパクっちゃえば良いって話です。



対策3:
放送から配信へそしてサブスク化

テレビの欠点は
あらかじめウォッチしておかないと
面白い番組を見落としてしまう事です。

なのでただ垂れ流すだけでなく
常に録画されていき、
いつでも選んで観られる様に
放送から配信に変えるべきだと思います。

後で録画を観る視聴者は
リアルタイムで観た人の視聴率の高さや
高評価の数などから
番組を選択していつでも見られる。

要はyoutubeの良い所を真似すれば良いです。

あと放送された番組を編集して
面白動画などを作るのも個人に許可すべきです。

その権利を得るには月額いくらとか
サブスク化してテレビ局が儲けたり、
その動画ばかりを放送するチャンネルなど
ビジネスチャンスはいくらでも広がります。

著作権とか言ってないで
視聴者にもっと自由を与えて
参加してもらい、盛り上げてもらう。

この姿勢が大事だと思います。


最後にまとめ


『テレビはまだ
 無限の可能性を秘めている』




ちなみに筆者は生粋のパナソニック派
液晶なら下記がオススメです。

以前よりだいぶ安くなりましたね


パナソニック 49V型 4K 液晶テレビ ビエラ HDR対応 TH-49FX500



今回は以上です。

皆様のご意見をお待ちしています。





0 件のコメント:

コメントを投稿