2019年12月24日火曜日

風評被害って何やねん

風評被害って何やねん

よくテレビで『風評被害』という言葉を聞くが
なんかイマイチ使い方間違ってないか?
と思う時があります。




よく東京の上の方の報道で聞きますね。
『いやいやそれは風評被害とは言わねえし』
という奴です。


本記事を読むと『風評被害』の使い方が

・どう間違っているか理解できます。

・間違っていると何が問題かを理解できます。

・最後にどうすれば良いか共有出来ます。


それではいってみましょう。


・『風評被害』とは

『根拠のない噂や報道などにより、
 物が売れなくなったり、
 人が来なくなったり
 いわゆる経済的な被害を受ける事』

※あくまで根拠がないのが前提です



・使い方がどう間違っているか?

『根拠があるのに
 風評被害と言ってるバカが多いです』


間違った使い方の例1:
・何か有害な物が漏れた、、
 →風評被害が心配

いやいやそうじゃないでしょ?
心配すべきは
その有害物が人体に影響がないの?とか
そこに住んでる人が大丈夫かでしょ?

『有害な物が漏れた』という
明らかな心配の根拠があるのに
風評被害と言う言葉を使うこと自体がおかしい。


間違った使い方の例2:
・有害なものが海に流れた/流す予定らしい
    →風評被害が心配だ

アホかと言いたい。
有害なものを海に流すなら、
真っ先に心配すべきは、

『そこに住む海産物に悪影響がないか?』
『それを子供達が食べて大丈夫か?』

だと思うが、
インタビューに答えてる奴が単にアホなのか
それともTV局が意図的にカットしてるのか
どちらにしても理解に苦しむ。

もし風評被害が問題だと思うなら、
報道せずに黙って海に流せば良いだけの話

それが許容出来ないだけの有害な物を大量に
流そうとしてるから報道してるんだろ?




間違った使い方してると何が問題か?


『メディアが信用できなくなります』


いやね、私もテレビの事情は分かりますよ。

要するにメディアが『風評被害』を起こした
とか訴えられるのが怖いんでしょ?

だから真実をオブラートに包んで
・危ないかもしれないけど
・本当の事を報道し過ぎると
・現地の人に訴えられるから
・風評被害はやめましょう

って良い子ぶってるんでしょ?
お茶を濁してごまかしてるんでしょ?

それはさすがに私でも察しはつきます。


でもね、、

『風評被害はダメ=100%安全』って
勘違いする人がいたらどうするんですか?


メディアは真実を報道する義務があるが
その義務を果たしてないのが問題

そんな報道ばかりしてると
誰もテレビなんか見なくなるぞ。



・今後どう報道すれば良いか?

俺がテレビ関係者なら視聴者の信頼を
得る為に、以下の様に報道するね

パターン1:
『〇〇が危なそうな物質を
 海に流すとの事ですが、
 当番組も危ないと思ってます。
 今後もしっかりと監視して
 真実を報道していきます。
 次のニュースです、、、』

パターン2:
『〇〇が危なそうな物質を
 海に流すとの事ですが、
 当番組では危なくないと思ってます。
 よって詳しくは報道しません。
 皆さん風評に騙されない様にしましょう。
 次のニュースです、、、』

要するに人から信頼されようと思ったら

・ごまかさずに真実を伝えて
・自分はどう思うかも添えて
・視聴者としっかり向き合う

これしかないでしょ?

今のテレビの報道の仕方は信用ならん。



最後にまとめ

本当に怖いのは風評被害ではなく、
風評被害と訴えられるのを恐れるばかりの
真実を伝えないメディア



今回は以上です。

まだ見てない方は下記も読んでみて下さい

『原発は要らない』
https://www.tsubof.com/2019/11/blog-post_17.html


皆様のご意見お待ちしております。


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