2020年11月8日日曜日

GPDWIN2でブログは書けるのか?UMPCの今後の可能性を探る

筆者所有の『GPDWIN2 』
結論
『GPDWIN2でもブログは書ける』

小型ボディサイズのUMPC(ウルトラモバイルパソコン)は今後、どんどん需要が伸びる。


普段使いのパソコンが嫁だとしたら
スマホは愛人。


ではUMPCはどういう存在なのか?



『UMPCは再婚相手』だ。
つまり普段使いのパソコンにとって変わる存在


本記事では
1世代前に一世を風靡したUMPC『GPD WIN2』が普段使いにどこまで耐えられるかを検証します。


目次
・GPDWIN2 とは?
・なぜGPDWIN2を取り上げるのか?
・普段使いに耐えられるか?
・GPDWIN2を今から買うメリット
・今後のUMPCの需要と方向性

GPDWIN2 とは?


GPDWIN2 とは中国GPD社が2018年5月に出した
コントローラー付きの小型Windowsパソコンです
GPDWIN2と充電器


windows 10が標準搭載されています。

ボディサイズ
幅16.2cm×奥行き9.9cm×高さ2.5cm
GPDWIN2 を閉じた状態


手を添えるとこんなサイズ
GPDWIN2 を手に持った状態


一般的な小型パソコンより更に小さいため、
ウルトラモバイルパソコンと呼ばれます。
(以下UMPCと呼ぶ)


なぜGPDWIN2を取り上げる?


GPDWIN2 を取り上げる理由
『高性能UMPCの走りであり手軽に遊べるから』

・UMPCは小型で持ち運び性がよく
 従来のパソコンの代わりとなる可能性がある。
GPDWIN2 を閉じて持った状態


・しかしながらこれまでのUMPCは往々にして
 CPU性能が低く使い物にならなかった。

・GPDWIN2はそんな低スペックイメージを払拭
 して高性能UMPCの走りとなるモデル

・GPDWIN2が出て初めてまともに使える
 UMPCが登場したとも考えられる。

・サクサク動き、なおかつバッテリーも長持ち
(4900mAh×2搭載で余裕で6時間くらい使える)

・手軽にゲームが遊べるコントローラー付き


・発売から2年経過して価格も下がっている

こんな小さなボディで何が出来る?


Windows パソコンなので何でも出来ます。
ネットブラウズ、エクセルの編集、資料作成動画を見る、写真を管理など
普通のパソコンと機能は全く同じです。

欠点は画面とキーボードが小さく使いづらい事。

なので本記事では

UMPCを普段使いするとどんな不具合があるか?

理想的なUMPCはどんなサイズなのか?

を検証したいと思います。


普段使いに耐えられるか?

キーボードの印象

まずキーボードだがご覧の様に変態配列
GPDWIN2 のキーボード配列


指の大きさと比べるとこんな感じ


ただし押した感じは決して悪くない。
しっかりしているといか何と言うか、、、
『クリック感のある感じ』

例えるなら車のドアロックボタンのクリック感に
似ていて、もっと柔らかくした感じ。

なんか車のドアロックボタンというと印象が
あまり良くないが、『ポクっ』と押し込む感じ
が何とも気持ち良いとだけ言っておく。

実際に押している動画(ぜひ音を聞いて欲しい)



それでいて柔らかくとにかく誤動作がない感じ
『よく工夫されたキーボードである』

日本語は普通に打てるか?

次に日本語が普通に打てるかどうかだが、
ブログの様な長い文章を打つ場合、この様に
机の上に置いて指先で打つ感じになる。
GPDWIN2 で文字を打つ様子


日本語と英語の切り替えも普通に可能だ。

では普通のパソコンの様に素早くブラインドタッチで打てるかというと、、答えはNOだ。

慣れの問題もあるかもしれないが、
どうしてもキーボードが小さ過ぎて手元を見ないと狙いの文字が打てない。

よって文字は普通に打てるが遅くなる。

これはキーボードが小さ過ぎる本機種の宿命だ。

もちろん別売りのBluetooth キーボードなどを
繋げばこの点は解消されるが、
それだとこの機種の旨味はあまりないだろう。
(それならタブレットを買えば良いのだから)

実際にどの程度遅いかはこの動画を見て欲しい
GPDWIN2を手にして間もない頃の動画です。


細かい文字は読めるのか?

次に画面サイズ6インチの本機種では文字が細かくて読めないのではという疑問に関してだが、
『これについては問題ない』
GPDWIN2 の画面は高詳細で美しい


写真だと分かりにくいのだが、GPDWIN2 の画面は超高精細でとても見やすい。

筆者はかなり老眼が進んでいるが、
裸眼で普通にネット記事が読めたので間違いない

『6インチあれは普通に文字は読める』

ブログは書けるのか?

ブログの様な長い文章をGPDWIN2 で書けるか
を検証する為に、筆者が実際やってみた。

↓この記事をGPDWIN2 で書いてる所↓
GPDWIN2 でブログを書いている写真
上の写真の通り、
この記事はGPDWIN2 を使って書いている。

文字入力も慣れてくれば普通に書けるものである

先程も言ったが手元を見ないと隣のキーを押しそうになるのでややスピードは遅いかな、、、。
GPDWIN2 でブログを書いている所


あと手元がキーボードに集中して
普通のパソコンより猫背になって疲れる気がする

でもまぁ想像していたよりは、遥かに普通に
使えるといった感じ。

普通のパソコンで書くのがスピード100だとしたら大体70くらいかな。

長い文字入力はあまり得意じゃないけど
サッと出してすぐに使える所が良い。

Youtube、ネットブラウズなど


最後にネットブラウズ、youtube視聴に関しては
これについては超快適だ。
GPDWIN2 でyoutubeを見る


使っているうちに画面が小さい事を忘れてしまう

また結構サクサク動くのでストレスもない。

背面にUSBも挿せるので有線マウスも使えるし
もちろんBluetooth マウスでも利用すれば
普通のパソコンそのものだ。

また手元のアナログコントローラーを使って
マウスの代わりとする事も出来る。

この様な特殊な使い方が出来るのもこの手の機種の強みと言えるだろう。

ここまでのまとめ

GPDWIN2 は小さいながらも、
意外と画面の細かい文字もよく読めて
動画、ネットブラウズもサクサク。

ただし、キーボードが小さいせいで
文字を打つのが普段よりだいぶ遅くなる。

メリットとしてどこにでも持っていけるので
普段パソコンを持ち歩いたり、寝室やリビングで
少しずつ使う様な人は持ってこいかもしれない


GPDWIN2を今から買うメリット


メリットは2つ
・気軽にゲームが楽しめる
・発売から2年経っているので少し安い

何と言ってもこの機種の強みは
このコントローラーである。
左右アナログスティック、十字ボタン。

上部にはL1,L2,L3 R1,R2,R3まで付いている。
本体上部にはL1,L2,L3、R1,R2,R3ボタンを搭載
これだけボタンがついていれば出来ないゲームは
ないと言って良い。


ちなみに海外ではこんな使い方してる奴がいる
らしい。詳しい事は知らんけど、、、。
GPDWIN2 は
フロントスピーカーなので音が良いね

GPDWIN2 の現在の価格については
すでに新機種のGPDWINMAX が発売
されている事もあり、AmazonなどのECサイトで
旧機種GPDWIN2 の値下げが始まっている様だ。

ちなみに筆者はGPDWIN2 とGPDWINMAX の
両方持ちです。

GPDWIN2 のサイズはやはりゲームするのに
ちょうど良くフロントスピーカーで音もクリア
GPDWINMAXにはない良さがあるからです。

この先これだけコンパクトなゲーム特化型の
Windows機はもう出ないと思います。


欲しい人は無くなる前にゲットが良いかも。




今後のUMPCの需要と方向性

今後、GPDWIN2 の様な遊び心あふれる
小型のパソコン需要はどんどん伸びると思う。

だって普通のパソコン代わりになるのだから
これはパソコンが嫁だとしたらUMPCは
出来の良い再婚相手と同じだ。
(ちなみにスマホは愛人の位置付け)

とは言うものの、どのくらいのサイズが理想的か
筆者の考察を述べたいと思う。
 

理想的なUMPC画面サイズは
ズバリ6〜8インチ


これより小さくても大きくてもダメだ。
これより小さくなると画面が小さくて文字が
読めなくなるし、大きくなると普通のパソコン
と大して変わらなくなる。

ではキーボードの大きさの理想はと言うと

GPDWIN2 の
キーボードは小さ過ぎる


文字を沢山打つ人はもう少し大きい方が良い。

まさしく新型のGPDWINMAX の18ミリピッチの
キーボード。これが理想的だ。

この左側のキーボードサイズがあれば
普段使いからゲームまで、まさに万能に使える
夢のパソコンと言えるだろう。

最後にまとめ

小型ボディサイズのUMPCは
『今後どんどん需要が伸びる』

普段使いのパソコンが嫁だとしたら
『UMPCは再婚相手』だ。

つまり普段使いのパソコンにとって変わる存在




GPDWINMAX については下記の関連記事で
詳しく書いているので良かったら見て下さい。
↓  ↓  ↓  ↓  ↓

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本日は以上です。

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