2021年10月23日土曜日

GPD XPが遂に登場! コントローラー付でAndroid11搭載のゲーム機

2021年11月遂にGPD社の話題の新作
GPD XP』がリリースされました。

コントローラーの脱着が可能なSwitchライクな
中華ゲーム機だが、とてもバランスの取れた良い機種なので詳しく紹介したいと思う。

GPD XP

2023年10月更新
GPD-XPは2022年にGPD-XP plusとなり、
6コア→8コア化され、CPUも大幅改善。
更に高性能でサクサク動くようになっています。


以下は2021年モデルのデータです。

ディスプレイ 

6.81inch IPSタッチスクリーン液晶

システム 

Android11搭載 Google play store 対応

メモリ

128GB ROM(2TBまで拡張可) +6GBRAM

バッテリー 

7000mAh

CPU性能

MediaTek Helio G95 2.05GHz オクタコア
Antutu ベンチマーク:31万越え

その他スペック

内蔵Bluetooth:搭載
内蔵GPS:搭載
接続技術:4G LTE
CPUブランド:MediaTek
CPUコア:6コア → 8コア(2023現在)
antutu ベンチマーク:310918
GPD XP antutu ベンチマーク
性能で言えばsnapdragon 730Gに近い。
ハイエンド機では無いが、安定した消費電力で
ほとんどのゲームを長時間プレイ出来る。
携帯機としてはバランスの取れたベストの選択と言える。

逆にこれより高性能なマシンを望むなら
と言った10万円を超えるものとなってしまう。

本体のサイズ・レイアウト

大きさ 233 × 84 × 39mm※
重さ 370g ※
※共に大コントローラー装着時

任天堂スイッチとのサイズ感比較

任天堂スイッチとGPD XPのサイズ感比較
任天堂スイッチはjoycon装着時で
239×102×13.9   398g

対してGPD XPは大コントローラー装着時で
233 × 84 × 39 370gなので
幅はほぼ同じ。上下は短く、やや横長のスタイル

また厚みはスイッチの13.9mmに対して
GPD XPは39mmと厚みがあり、グリップがしっかりした持ちやすいモデルと言える。

GPD XPを握った写真

ちなみに画面サイズは
任天堂スイッチ 6.2インチに対し、
GPD XPは6.81インチとなっており、
GPD XPの方が画面サイズは、やや大きい。

本体の正面視・下面視

本体の正面・下面視

本体正面には
・十字キー(セパレート型)
・左アナログスティック(大きめで使いやすい)
・ボタンマッピング機能(タッチ操作をボタンに割り振りが出来る)

本体下面には
・マイク
・左右ステレオスピーカー
・SIMスロット
・USB タイプCの充電口(充電は約2時間)
・イヤホンジャック

本体下にイヤホンジャック・充電スロットが
あるのでゲーム中も邪魔にならない。
また当然Bluetooth も備えるのでAirpods などの
ワイヤレスイヤホンも接続可能だ。

本体の上面視・側面視

本体上面には
・電源ボタン
・L1,L2、R1,R2ボタン
・音量ボリュームボタン

本体右側には
・A,B,X,Yボタン
・右アナログスティック
・スタート、セレクトボタン を備える。

なお、右コントローラーは
F0〜4、F5,F6を備えた別コントローラーユニットに挿し替える事も可能。
(何に使うんやろこれ)

非常に機能的なレイアウトで
本体裏側が盛り上がっており、握りやすく
スピーカーが手前の下面にあるので、
握った時に塞いでしまう様な事もなく、
ゲーム中も常にクリアな音を楽しめる。

また、十字キーはクリック感のあるセパレートタイプで誤動作なく、非常に扱いやすい。

本体右にしっかりスタート、セレクトボタンが
あるのも良い。

なお、任天堂スイッチで不評だったアナログスティックは左右に大型のレバーが配置され、
操作性、耐久性ともに良好だ。

基本的な部分がしっかりしており、握った時に
とても安心感がある作りとなっている。

同梱物

GPD XPの同梱物(付属品)


1 *タブレット本体
1 *コントローラーモジュール
1 *充電アダプター(20W急速充電)
1 * USB Type C ケーブル
1*Pin
1 *マニュアル

付属のUSB-Cケーブルと充電器による充電時間は
ゼロから満タンまで約2時間。
最初の1時間で90%まで充電されるので、
充分な充電速度を誇っている。

またバッテリーは7000mAhあるので5〜6時間くらいは連続でゲームプレイ可能。
かなり電池持ちは良いほうだと言える。
※交渉値では最大12時間連続使用可能との事

本機の位置付け


位置付けとしてはGPD XD plusの後継機となる。
前作のクラムシェル型から、左右にコントローラーが付いたSwitch型のオーソドックスな形になった。

Android搭載でタッチスクリーンなので
この形の方が操作はしやすく、正当な進化と言えるだろう。
GPD XPを手に持った写真


特徴1

『使いやすいコントローラー』

GPD社の特徴である使いやすく耐久性のあるコントローラーが搭載。
中華製のゲーム機はコントローラーがダメな事が多いが、GPD社のゲーム機は例外だ。
日本アルプス社製のボタン、十字キーなどを採用し、コントローラーの耐久性ではかなり実績のある会社である。
なお本機のコントローラーは脱着可能で同梱されたいくつかを組み合わせ可能である。
なお、本体からの給電の為、コントローラー自体の充電は不要ですぐに使用可能。

またアナログコントローラーは
Switchの様なすぐ壊れる様な小型の物ではなく、
やや大きめのしっかりしたものが搭載されており
耐久性もかなり期待出来る。

公式youtube 動画


特徴2

『優れたCPU処理性能』

GPD XPのAntutuベンチマークスコアは約31万。
前モデルのGPD XD plusは約7万4500だったので
実に4倍以上の性能アップをしている。
これだけの処理能力が有ればかなりのゲームが動かせるだろう。
またAndroidなのでGoogle playストアのゲームや
DSのタッチ操作も当然相性が良い。

なお下記は海外の動画だが、GCが動いてしまっている。小型ながら恐ろしい性能である。

特徴3

『長持ちバッテリー』

GPD XPのバッテリー容量は7000mAhもある。
前作のGPD XD plusも6000mAhと長持ちだったが今回は更にパワーアップしている。

さすがに重いゲームをずっと続けていれば、3時間〜4時間程度でバッテリー切れにはなるが、
軽い昔のゲームをエミュレータしている程度では
6〜8時間は余裕だろう。
ちなみにiPhoneSEは1800mAhしかないのを考えると7000mAhとはかなりの大容量だと分かると思う。

Powkiddy x18sとの性能比較

同じ時期に登場したクラムシェル型の
Android11搭載のpowkiddy x18sと性能比較をすると以下の様になる。

機種 GPD XP Pow kiddy x18s
外観形状 6.81inch
タブレット型
5.5inch
クラムシェル
本体価格 43,600円 23,999円
CPU・コア Mediatech
2.05GHz8コア
T618
2.0GHz8コア
Antutu 約31万点 約21万点
画面解像度 2400×1080 1280×720
画面素材 ゴリラガラス プラスチック
容量・メモリ 128GB 6GB 64GB 4GB
メモリ増設 2.0TBまで 512GBまで
バッテリー 7000mAh 5000mAh
Google playstore ◯対応 ×非対応
大きさ 233×84×39 152×92×22.5
良い所 画面大きく速い 持ち運び性
オススメ度 ★★★★★ ★★★

筆者の考えではAntutu ベンチマークの差が
31万と21万の差は大きいと思う。

ひと昔前に一世を風靡したShield Tablet(Tegra K1を搭載した任天堂Switchの前身)は
Antutu ベンチマーク10万程度で5万円だった。
それを考えると恐ろしくパワーアップしている。
にもかかわらず4万円代とはコスパ最強である。

あとGoogle play storeに対応しているのも重要で
ゲームを快適に楽しみたいなら、コントローラーの使い易さ含めてGPD XPを強くオススメしたい。

筆者の感想

GPD XP  これはマジで良い。
GPD社のゲームマシンは基本的に外れがない。
私はGPD WIN2,GPD WINMAX も持っていて、
今まで使ってきたがサポートもしっかりしている

高性能でお手頃でバッテリー持ちの良いAndroid機がちょうど欲しかった所なので、速攻で買いました(笑)。しかも結構安いし、、、。

皆さんも良かったら、幸せなゲームライフを
楽しんじゃって下さい。

まとめ

GPD XPは満を辞して2021年末に登場した
使いやすいコントローラーを搭載した
夢のあるAndroid搭載の中華ゲーム機

Antutu ベンチマーク31万点を超える性能を持ちながら、7000mAhの大容量バッテリーで安定したゲームプレイが長時間出来る。

エミュレータ機として最適と言えるので、
昔のゲームが好きな人にはたまらないマシンと
なる事間違いないだろう。


なお本ゲーム機は現在各種ECサイトで販売中。
今後、人気で入手困難間違いないので、
欲しい人はお早めにどうぞ。

売り切れと表示されても週末に在庫復活したりします。気長にチェックしてみて下さい。
(本ページのブックマークをお勧めします)


補足

GPD XPの専用ケース


GPD XPは横長の画面剥き出しの形状なので
専用のケースがあると便利です。

天空から純正のケースが出ているので
持ち運ぶ人は一つ買っておいて損は無いでしょう

しっかりとした素材で画面やスティックの保護
小物入れなど使いやすさは抜群です。

GPD XPの保護フィルム

GPD XPには保護フィルムが同梱されていないので気にする人は一緒に買うのも良いです。
クリアな視界でしっかりガードしてくれます。



GPD XPにオススメなのが大容量のMicroSD
2TBまで追加出来ますがとりあえず512GBが
Amazonだとお買い得です。


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GPD XP



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