2019年11月30日土曜日

大型百貨店は要らない3

前回、西武、伊勢丹、イトーヨーカドー、
イオンなどの大型百貨店の経営立て直しの為には
以下の対策が有効である事を述べた。



新たな付加価値とは?


具体的なポイントは

1.対面販売の強みを活かす
2.女性客に訴求力を持たせた売り場とする
3.男性客に居心地の良い場所を提供する
4.ネットビジネスと親和性を持たせる
5.サブスク化する

順に説明すると
1対面販売の強みとは何か?
これはネット販売では出来ない強みの事です。
例えば、ネット販売では、どんな商品か手に取って試したり、
身に付けて似合うか確かめたり、
あるいはどんな味か匂いか
要はネットは試す事ができない
これです。
対面販売では、
お客様に試して頂く事が出来ます。
それこそが最大の強みなのです。

ただそれを補うために、Amazonなどでは
ユーザーレビューを募ったり、返品可能に
してるんです。さすがだと思います。
ただ実際に触って、試して、お客様に直に
商品を手にして頂ける。これは強みです。
なので、お客様に
試して頂く事を
全面に押し出すべきです。
逆に呼んでもいないのに店員さんがまとわりつくのはNGです。
ゆっくり見たいのに、笑顔で近寄ってきて
『今日は何をお探しですか?』
これはダメです。
お客様からすれば
『ほっといてくれ』
『店員に絡まれると厄介なので帰ろう』
となります。
店員は呼ばれるまで近くに寄ってはダメ。

それから、
対面販売でしか
基本的に売れないものもあります。
具体的には食品、ファーストフード
これはIKEAとかコストコの良い所をパクっちゃえば良いです。
ズバリ、100円くらいのホットドッグとか
その店独自の目玉食品をその場で売るんです。

そうする事で、
この店に行ったらアレを食べる事が出来る
と云う習慣を作る事が出来ます。

下手するとそれだけを目的で行く人も、かなり増えるはずです。

ただ、大事な事を一つ言っておきます。

これらの試して頂く とか
お得な食品を提供する で
儲けようとしてはいけません。

じゃあどこで儲けるのか?
次回に続きます。

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